3月の米雇用統計が発表されました。それによりますと、非農業部門の雇用者数が過去一年余りで最も弱い伸びの前月比12万6000人増と予想の半分程度となり、これまでに発表されてきた様々な経済指標と併せ、2015年1-3月期の景気鈍化の兆候が改めて示された形となりました。失業率は5.5%と、前月から横ばいです。
本日3日は、Good Fridayのため米国株式市場は休場でしたが債券市場は通常よりも早いクローズでしたが、雇用統計発表を受け米国債10年の利回りは前日の1.914%から1.843%へと大きく下げました。それに伴い30年固定型金利もおよそ2ヶ月ぶりの低い水準となりました。
来週明けの株式市場の動きによってはさらなる下げも見込めそうです。