今月FOMCは金利据え置き確実!?

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今週もまた騒がしい1週間となりました。

相変わらずの中国経済の先行き懸念からの上海総合株価指数の下落:3,000割れ元安、12年振り安値の原油先物価格のさらなる安値更新:バレル辺り30ドル割れ・・・などから金曜日のダウ株価指数は390.97ドル安の15,988.08ドルと節目の16,000ドルを割り込んで引けました。となると、当然のことですが米国債10年の利回りも下げて2.038%で引けました。一時3か月振りに2.000%を割って取引されていました。今週のFreddieMac(連邦住宅金融抵当公庫)発表分の30年固定型金利の平均値は3.92%と一段の下げを記録しております。

これらは、これから住宅購入を考えらえている方、リファイナンスをお考えの方には朗報ではないかと思います。もちろん、この世界的な株安による不安が一時的なもので終わることも考えられるかもしれませんが・・・実際、今週のローン申請件数は大幅増となりました。さらに、この年明け2週間の市況から今月最終週に予定されているFOMCでの金利再引き上げは、まず確実にないとのことと言われており、今年4回あるとも言われていた金利の引き上げも、より緩和的になるだろうとのいくつかのFRB地区連銀総裁の発言が聞かれるようになりました。

週明け月曜日には、中国の昨年第四半期のGDP発表など中国景気を測る指標が相次いで発表されます。その結果次第によってはさらに騒がしい週になるかもしれません。

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