”マイナス金利”スタート!!・・・その影響は?!
先月29日の日銀・金融政策決定会合で発表された”マイナス金利”が、今週16日から実施されました。発表直後からその有効性・国民への影響等、様々な意見が出ているようですが、全体としての印象では、幾分マイナスの影響との声が多いようです。
先月29日の日銀・金融政策決定会合で発表された”マイナス金利”が、今週16日から実施されました。発表直後からその有効性・国民への影響等、様々な意見が出ているようですが、全体としての印象では、幾分マイナスの影響との声が多いようです。
日本時間1月29日に、日銀は政策委員会・金融政策決定会合において、2%の「物価安定の目標」(FRBと同じですね)をできるだけ早期に実現するため、「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」を導入することを決定したと、発表しました。-0.1%のマイナス金利を来月16日から適用し、必要とあらばさらに金利を引き下げる…とのことです。
今週26日、27日にかけて開催されたFOMC(連邦公開市場委員会)において、指標となるFF金利の誘導目標は、昨年12月、7年振りに利上げを決めた際の0.250~0.500%に据え置くと発表されました。もともと今月での利上げは想定されていませんでしたが、年明け以降の市場の騒がしい状況に応じて3月にもと予想されていた再利上げも延ばされる公算とのことです。
今週もまた騒がしい1週間となりました。
米連邦準備制度理事会(FRB)は、15,16日に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)において、指標となるFF金利の誘導目標を2008年12月以降7年ぶりにゼロ近辺(0.000~0.250%)から0.250%引き上げ0.250~0.500%にすると発表しました。
本日発表された連邦公開市場委員会(FOMC)の声明で、昨年12月のFOMC時に追加された「忍耐・辛抱強く待つ」(be patient)の文言が削除されました。同声明の中で4月の次回FOMCでの利上げの可能性は低いとし、最短では6月16日~17日のFOMCでの利上げ踏み切りの可能性が示唆されました。