1月雇用統計
1月の米雇用統計が発表され、米連邦準備理事会(FRB)が利上げをさらに引き延ばす理由がなくなり年央(6月か7月)の利上げが既成事実と考える向きが広まったとのことです。失業率こそ前月比0.1%減の5.7%となりましたが非農業部門の雇用者数が25万7千人増と予想以上に、また時間あたり平均賃金は0.12ドル増と、12月の0.05ドル減から上昇し対前年比では2.2%増と大幅な伸びとなりました。この発表を受け米国債10年は、今週の月曜日に1.668%と底を打ったような感じでその後上昇してきており今日の終値で1.957%までこの一週間で急上昇しました。年明け後3%台前半まで下げていたローン金利も一気に3%台後半に戻ってしまいました。さて、来週以降の動きやいかに...