「相当な期間」(for a considerable time)ゼロ金利継続か・・・???

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12月17日の米連邦準備理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)後に発表した声明において、焦点となっていたフェデラル・ファンド金利の目標誘導レンジを”「相当な期間」(for a considerable time)”ゼロから0.250%とする文言は変えられませんでした。この緩和継続を匂わす言葉に反応してダウ平均株価は$288高と大きく上昇しました。これだけ聞くとまだ利上げには慎重な姿勢をとっていると思われます。が、同時に金融政策の正常化を始めるまで”「忍耐・辛抱強く待つ」(be patient)”との文言が今回始めて併記されました。この言葉尻を捉えると正常化までまだ時間がかかると取れますが、これはFRB用語なのでしょうか、2004年の利上げ直前に同声明にて採用した表現とのことです。それから考えますと、近いうちの利上げがあるとも考えられ米国債利回りは10年を含め軒並み急上昇しました。

声明発表後のイエレンFRB議長の記者会見では、少なくとも次の2~3会合(at least a couple of meetings)での利上げの可能性は低いとしました。FOMCの年明け後2015年上半期の開催予定は1/27-28、3/17-18、4/28-29、6/16-17となっており、このうち3月と6月に今回同様イエレン議長の記者会見が予定されています。会見で述べた通りとすると6月の会合で利上げの発表となるのでしょうか・・・?!ただ同時に、今後の各種経済指標次第で利上げが早まったり、逆に遅くなったりもすると付け加えて述べていました。特に雇用関連とインフレ率・物価関連の指標は要注視です。雇用関連は前回の雇用統計でもみられたように堅調な数値が見られますが、インフレ・物価関連はここ最近の原油安の影響もあり先行きの見通しが下方修正されております。

住宅ローン金利に大きな影響を与えるFRBの金融政策の動向には今後も注目です。

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